アクア化学

公開日:2025/05/13 最終更新日:2025/06/04
環境マネジメントシステム・品質マネジメントシステムに関するISO認証を取得

アクア化学

アクア化学のメイン画像 引用元:https://aqua-c.com/

おすすめポイント

  • Point

    ISO認証を取得

  • Point

    油分濃度計や残留油分抽出溶剤も提供

  • Point

    タイに関連会社あり

基本情報

製品情報単槽式洗浄システム
多槽式炭化水素系洗浄システム
多槽式ハイブリッド洗浄システム
多槽式水系洗浄システム
インライン洗浄システム
オーダーメイド記載なし
アフターサービス記載なし
拠点国内…大阪府
海外…タイ
会社情報アクア化学株式会社
本社:大阪府和泉市テクノステージ3-7-24
アクア化学は、幅広い種類の洗浄システムに加えて、洗浄液など周辺のアイテムも豊富に取り扱っている洗浄機メーカーです。ここでは、そんなアクア化学の特徴や強みを詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

アクア化学の特徴①豊富な洗浄システム

アクア化学の画像アクア化学では、さまざまな洗浄システムの洗浄機を開発・製造しています。ここでは、それぞれの洗浄システムごとの商品についてご紹介します。

単槽式洗浄システム

単槽式洗浄システムには、標準型の「TETRA(テトラ)」と、高温液洗浄の「CLEANDOM(クリンダム)」の2種類があります。TETRAは、洗浄に必要な機能がすべて備わったオールインワン仕様となっており、減圧超音波→工程切替→蒸気洗浄→真空乾燥という4つの工程で洗浄を行います。

CLEANDOMは、80℃〜100℃に加熱した炭化水素で洗浄ができる、量産型洗浄機に必要な機能を最優先設計したモデルです。2台の乾燥ガス回収機を搭載し、溶剤消耗量を徹底的に減らしているのも大きな特徴です。待機状態→高温液超音波洗浄→蒸気洗浄→真空乾燥という4工程で洗浄を行います。

多槽式炭化水素系洗浄システム

多槽式炭化水素系洗浄システムには、自由設計機である「コンセプトVシリーズ」と、標準設計機の「PENTA(ペンタ)」があります。コンセプトVシリーズは量産型洗浄機に必要な機能を備えている標準型3槽式量産機です。

PENTAは、コンパクトでありながら量産洗浄対応が可能で、フルスペックの槽構成でも見た目がスッキリとしていることが特徴です。

多槽式ハイブリッド洗浄システム

多槽式ハイブリッド洗浄システムには、水溶性加工油用精密洗浄の「コンセプトWVシリーズ」があります。水溶性加工油の洗浄から、サビやシミなし乾燥に対応しており、コーティング部品や工具部品、研磨部品の洗浄に適しています。

多槽式水系洗浄システム

多槽式水系洗浄システムには「水系真空洗浄システム コンセプトWシリーズ」があります。自由設計機となっており、エアポケット形状や密着部品の水溶性洗浄に対応しているモデルです。半導体部品や接点部品、電池部品などの洗浄に適しています。

インライン洗浄システム

インライン洗浄システムには、自由設計機の「シャワー洗浄システム」「インライン洗浄システム」「フープ洗浄システム」の3種類があります。シャワー洗浄システムは、大型ディスプレイ部品でも従来の半分程度のスペースで洗浄でき、TVバックカバーやTVボトムに適しています。

インライン洗浄システムは、加工機と接続することでリードタイム無しで洗浄ができるタイプです。電池ケース、コンデンサー部品、燃料噴射装置部品などに適しています。

フープ洗浄システムは、プレス機やリールとの連動運転が可能なタイプです。リードフレームや接点・端子、スイッチ部品などに適しています。

アクア化学の特徴②洗浄システム以外の技術

アクア化学の画像アクア化学は、多彩な洗浄システムのほか、洗浄剤や技術機器といった幅広い製品の開発を行っています。ここでは、それらの製品について簡単にご紹介します。

加工油・洗浄剤・防錆剤

アクア化学では、加工油や洗浄剤、防錆剤といった洗浄機に欠かせない製品の販売も行っています。加工油には「乾燥性油」「一般油」「切削油」があり、それぞれ豊富な種類を展開しています。

洗浄剤は「溶剤」「水系洗浄剤」を提供しており、溶剤水置換剤や非引火性溶剤などもあります。水系洗浄剤にはアルカリ性、中性の製品のほか、錆取り剤も展開しています。

防錆剤には「水系防錆剤(アルカリ性・中性)」「防錆油」があります。防錆油には、一般防錆油のほか、水置換性防錆油も展開しています。

技術機器

技術機器には「再生システム」「回収システム」「乾燥システム」があります。再生システムは「高速油水分離装置 CRS-20AQ」「真空蒸留再生器」があり、CRS-20AQは水溶性洗浄液の油水分離システムで、洗浄力を蘇らせる粗粒化フィルターが搭載されています。

回収システムは「ガス回収装置Reco」「水冷式ガス回収装置(水Reco)」の2種類です。水Recoでは炭化水素真空洗浄機から発生する溶剤ガスを液化回収し、機種やメーカーを問わずに回収できるのが特徴です。既存の洗浄機に取り付けができ、動力機器を使用しないためメンテナンスや故障の心配がありません。

乾燥システムには「IH乾燥機(ドライマスター)」と「温風吸引乾燥機(ドライスルー)」があります。ドライマスターは、ヒーターなどの加熱源を使用せず、超高速の乾燥時間で秒速のインライン化を実現してくれます。

測定機器

アクア化学の測定システムは、専門スキルが一切不要ながら低コストを実現しています。「油分濃度計 UV-AQ」は、高性能の光学パーツを使用し、低濃度領域でも安定したデータを測定できる濃度計で、2系統の光源を採用することで、測定の信頼性が向上しています。

またA4サイズという小型化も実現しており、タッチパネルの入力のみで濃度や油分量を自動計算するため、誰でも簡単に扱うことができるのです。

アクア化学の特徴③洗浄実験を実施!導入までの流れ

アクア化学の画像アクア化学では、研究開発センターにて洗浄実験を実施し、各企業に最適な洗浄機の提案を行っています。ここでは、アクア化学の洗浄機を導入するまでの流れをご紹介します。

打ち合わせ・試験

まずは導入の目的や要望、現在の課題などを把握するための打ち合わせを実施します。ヒアリングを行い、その内容からアクア化学の担当者が洗浄試験計画を立案、ラボ機や量産機を使って洗浄実験を行います。

分析・報告書の提出・設計

試験の結果を、各種分析機器で分析し洗浄性の評価を行います。その後報告書が作成され、洗浄剤と洗浄システムの提案を行ってくれるので、内容をしっかりと確認しましょう。提案内容に基づいた設計が行われ、完成すれば洗浄機の導入となります。

まずは公式サイトをチェックしてみよう!

幅広い種類の洗浄システムや周辺製品を提供しているアクア化学が気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。サイトではデジタルカタログの閲覧もできるので、その内容も参考にしながら導入を検討してみてください。

PR特許取得の技術力でどんなニーズにも応えるオーダーメイドの洗浄機を提案

おすすめの洗浄機メーカー比較表

イメージ引用元:https://www.actfive.co.jp/引用元:https://www.cleanvy.co.jp/引用元:https://aqua-c.com/引用元:https://www.field.co.jp/
会社名アクトファイブクリンビーアクア化学ジャパン・フィールド
特徴AI(Actfive Innovation)技術を洗浄に取り入れ、洗浄レベルを数値で管理できる3,400台以上の実績油分濃度計や残留油分抽出溶剤も提供レンタルも可能
製品情報炭化水素系洗浄機
水系洗浄機
水系・炭化水素系、マルチ洗浄機
フープ洗浄機
インライン式洗浄機
真空蒸留再生器
など
炭化水素系洗浄機
水系洗浄機
フッ素系洗浄機
蒸留再生機
電解洗浄機
単槽式洗浄システム
多槽式炭化水素系洗浄システム
多槽式ハイブリッド洗浄システム
多槽式水系洗浄システム
インライン洗浄システム
炭化水素系洗浄システム
水系洗浄システム
準水系洗浄システム
アルコール洗浄システム
フッ素・臭素・塩素系洗浄システム
臭素・HFE・塩素系洗浄システム
など
オーダーメイド顧客の洗浄対象に合わせた最適な1台を「オーダーメイド」で叶える特注システム・大型システムへの対応が可能記載なし記載なし
アフターサービス定期点検、各種メンテナンス、残留油分測定などの定期的な洗浄分析、生産体制の変化による洗浄機の改造等メンテナンス、補修部品など記載なし創業以来の顧客仕様カルテを保存し、古い機械の対応も継続
拠点国内…京都府
海外…中国、タイ
国内…長野県、愛知県、大阪府、栃木県
海外…中国、タイ、インドネシア、メキシコ
国内…大阪府
海外…タイ
国内…埼玉県
海外…なし
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