特許取得技術!炭化水素系洗浄機において世界初の油分濃度リアルタイム計測が可能
アクトファイブ

おすすめポイント
オーダーメイドの対応幅が広い
洗浄技術について20件以上の特許取得
油分濃度のリアルタイム計測が可能
基本情報
製品情報 | 炭化水素系洗浄機 水系洗浄機 水系・炭化水素系、マルチ洗浄機 フープ洗浄機 インライン式洗浄機 真空蒸留再生器 など |
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オーダーメイド | 顧客の洗浄対象に合わせた最適な1台を「オーダーメイド」で叶える |
アフターサービス | 定期点検、各種メンテナンス、残留油分測定などの定期的な洗浄分析、生産体制の変化による洗浄機の改造等 |
拠点 | 国内…京都府 海外…中国、タイ |
会社情報 | アクトファイブ株式会社 本社:京都府京都市伏見区横大路一本木40 |
CONTENTS
アクトファイブの特徴①4つの技術と豊富な知識

4つの技術
まずは製品づくりに欠かせない4つの技術を見ていきましょう。超低温処理の蒸留再生器内蔵
アクトファイブの真空蒸留再生器(ADRシリーズ)は、同じ炭化水素洗浄液を使用した場合に、他社製品よりも約15℃も低い蒸留(蒸気)温度で再生することができるのが大きな特徴です。油と洗浄液の沸点差を有効活用し、高純度の再生液を得ることができます。さらに、再生器内の蒸気を利用することで、高真空下での仕上洗浄(蒸気洗浄)と突沸乾燥工程を実現しているのもアクトファイブ製品の魅力です。処理温度が低いことから、銅や真鍮部品などの変色・乾燥シミなどを防ぎ、超薄物の精密プレス製品等の寸法精度の確保や、冷却工程の短縮化も可能にしています。
槽内真空化による洗浄力向上
洗浄槽内の圧力を大気圧と真空の状態で交互に変化させることにより、洗浄対象物の微細な空間、とくにタップ穴加工などの袋穴内部に滞留している空気を効率的に排出します。これにより、洗浄対象同士の密着部が離れ、洗浄液が細部にまで行きわたるようになります。あわせて、洗浄液中に含まれる溶存酸素を脱気することで、超音波洗浄におけるキャビテーション効果を高め、さまざまな形状や材質の洗浄対象に対して、より高い洗浄性能を実現するのもアクトファイブの技術です。
真空ポンプの長寿命化
AVPシリーズは、凝縮性ガスに強い真空ポンプとして、アクトファイブが独自に開発した縦型の4段ルーツ式ドライ真空ポンプです。ケーシングと2本のロータが垂直に配置されており、最上部の吸込口から吸引されたガスが、各段のケーシング内でロータにより圧縮されます。吸引されたミストや圧縮の際に発生した圧縮液と共に、ケーシングの外周部に設けられた下向き傾斜の流路に沿って滞留することなく流動し、順次下段へと送られます。最下部には、排気されたガスと液体とを分離するための分離器が搭載されており、大気圧下において効率的かつ容易に凝縮液を回収することが可能になっているのです。これにより真空ポンプを長寿命化しており、長期的に安心して利用することができます。
実ワークでの洗浄実験とプロセス提供
6万件を超えるデータベースを保有するアクトファイブでは、その内容をもとに、洗浄に関する技術的な課題や疑問に応えています。社内には洗浄実験センターが設置されており、実際の洗浄対象を用いた試験と分析を行うことで、洗浄液の選定から洗浄プロセスの提案までサポートすることができるのです。確かな知識で最適な提案
アクトファイブが満足度の高い洗浄機を提供できるのは、高い技術力と合わせて営業担当者が豊富な知識を有しているからでもあります。営業の技術理解度が高いからこそ、提案の時点から的確なアドバイスを行うことができ、最適な洗浄機をデザイン・製作することができるのです。この知識の豊富さも、多くの企業から高い評価を得ている部分でもあります。アクトファイブの特徴②対応できる幅が広いオーダーメイド

既製品がないから叶えられる
アクトファイブは基本の設計図はあるものの、既製品はありません。そのため、各企業の要望を叶えられる幅が広いという特長があります。他の洗浄機メーカーでは、オーダーメイドでも既製品をカスタマイズするなどの対応であったり、ある程度の設計が決まっていたりするため、対応できる幅に限りがあることが多いです。実際に、他社では希望するサイズの製品が難しいと断られた洗浄機を製作した実例もあり、企業のさまざまな希望を叶える製品や課題を解決するアイデアを提供できるのが強みです。他社では断られてしまったというケースも、ぜひ一度アクトファイブに相談してみてください。
アイデアを実現する技術開発力
このような細かな要望に応えられ、幅広い対応ができるのはアクトファイブに高い技術開発力があるからです。開発では洗浄の見える化(数値化)から油分計測を行うことが一番のポイントですが、そのシステムを自社で開発し、EUや日本などの世界各国で特許を取得しています。本来の計測器は洗浄機から回収してきたものを入れると計測できるというシステムですが、アクトファイブの計測器は洗浄機に搭載してリアルタイムで計測できるという大きな違いがあります。これは世界初の技術でもあり、数値化することで確実な洗浄効果を確認できるという画期的なシステムでもあるのです。
このような技術力を持つアクトファイブだからこそ、細部にわたっての設計や開発を行うことができ、各企業に最適な洗浄機の提供を可能にしています。
充実のアフターフォロー
アクトファイブが多くの企業から信頼されているのは、最適な製品を提供するだけではなく、導入してからのアフターフォロー体制が充実しているからでもあります。定期的な点検や改造、使用方法の相談対応なども行っており、万が一の不具合にも迅速に対応してくれるのです。だからこそ、初めて洗浄機を導入する企業でも、安心して利用することができるでしょう。アクトファイブの特徴③厳しい洗浄テストを実施

洗浄テストについて
洗浄テストは、ワークがきれいになっているかどうかを目視ではなく数値で確認するのが大きな特徴です。実況洗浄機を2台有しており、2液で検証することができ、立ち会いも可能となっています。通常は分析のために別部署に回したり外部に依頼したりしますが、アクトファイブはその場で分析ができるので、立ち会った場合すぐにその効果を確認できるのです。さらに結果に基づいて次のテストを実施できるので、スピーディに導入を検討できるというのもメリットといえるでしょう。
製品の選び方について
洗浄機は汚れの種類や洗浄方法、現場の規模などを見て、総合的に選定する必要があります。実際の導入では、各企業のワークを用いて洗浄実験を実施し、最適な洗浄機を提案してくれるので満足度の高い洗浄機の導入を叶えられるでしょう。公式サイトには、フローチャートでどのような洗浄機が適しているのかを知ることもできるので、相談前に確認したい方はぜひそちらも活用してみてください。
製品について
アクトファイブでは、水系洗浄機をはじめ、さまざまなワークに適した幅広い種類の洗浄機を扱っています。ここでは、そのなかから「炭化水素系洗浄機」であるⅢDS、ⅢCS、ⅢASシリーズについて、簡単にご紹介します。ⅢDSは、炭化水素系真空自動洗浄機です。標準で全槽密閉式の蓋を装備しており、処理量が多い現場に適しています。角・丸バスケットの併用が可能で、無人で自動運転を行うこともできます。
ⅢCSは、炭化水素系真空手動洗浄機です。自由度の高い手動搬送式となっており、洗浄レベルごとに洗浄工程を選択することができます。バスケット投入、取り出しのみとなっており、ホイスト等による手動操作です。角・丸バスケットの併用が可能で、洗浄およびタイマーで自動化しています。
ⅢASは、炭化水素系真空自動1サイクル式洗浄機です。徹底的なコストダウンと小型化を実現し、洗浄から乾燥、蒸留再生まで必要な機能がオールインワンになっています。角・丸バスケットの併用が可能です。また、工程の選択やタクトは、レシピを登録してからタッチパネルで選択できます。
詳しい製品の仕様については、公式サイトからダウンロードできるカタログや、動画をチェックしてみてください。
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