| 会社名 | ジェイピーシー株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 福井県福井市三尾野町29-2-24 テクノパーク福井 |
| 電話番号 | 0776-33-7116 |
ジェイピーシーは、洗浄装置とコーティングの2つのフィールドで事業を展開しています。最高の技術を追求し、お客さんに信頼され続ける企業であることを社是としているのも特徴です。本記事では、そんなジェイピーシーの洗浄装置事業について詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
分野別に最適な洗浄装置を提案
各産業分野では、取り扱う部品や製品の特性が大きく異なるため、それぞれが求める洗浄性能や品質基準も大きく変わります。ジェイピーシーは、長年にわたり培ってきた経験と実績を基に、産業ごとに最適化された洗浄装置を提供している企業です。同社は、自動車部品や一般的な機械部品を扱う工業系の分野から、半導体や液晶といった極めて高い精度が求められる超精密分野まで、幅広い領域をカバーしています。顧客が扱うワーク(洗浄対象物)の特性や要求仕様に合わせ、最も効果的な洗浄方式や設備構成を提案する点が特徴です。具体的な対応分野としては、電子デバイス分野、光学分野、自動車・輸送機器分野、工作機械や金属加工分野、フラットパネルディスプレイ(FPD)分野、そして半導体分野が挙げられます。電子デバイスや光学部品などは微細な汚れや異物の除去が要求され、洗浄後の品質が最終製品の性能に直結するため、高度な洗浄技術が不可欠です。
一方、自動車や輸送機器分野では耐久性や安全性に関わるため、油分や加工粉の確実な除去と安定した処理能力が求められます。工作機械や金属分野でも、加工精度や後工程への影響を考慮した効率的な洗浄が重要です。さらに、FPDや半導体分野ではナノレベルの微粒子管理が必要となり、洗浄設備には極めて厳しい品質基準が適用されます。ジェイピーシーはこれらの高度な要望に対応し、各分野の要求特性にベストマッチする装置を設計・提供することで、多様な産業界の生産性向上や品質向上に寄与しています。
洗浄剤の提案も可能
各種の汚れにしっかり対応するためには、適切な洗浄剤を選ぶことが非常に重要になります。洗浄剤選定では、どれだけ汚れが落ちるかといった洗浄効果だけでなく、ランニングコスト、環境へのやさしさ、安全性といった要素も総合的に判断する必要があります。また、選んだ洗浄剤によって、洗浄システムに求められる機能や構造が変わってくる点も見逃せません。ジェイピーシーでは、こうした条件を満たすために、専用の洗浄テストセンターで実際のワークを用いた検証を行い、最適な洗浄剤を選定した上で、洗浄剤に合わせた最良の洗浄システムを提案しています。ジェイピーシーが選定する洗浄剤は大きく4つの種類に分類され、水系、炭化水素系、グリコールエーテル系、そしてフッ素系・HFE系・臭素系の洗浄剤が取り扱われています。
水系洗浄剤
水系洗浄剤には、ユシロ化学工業の「ユシロクリーナー」やトクヤマMETELの「エリーズ」、アマノの「アルカリ電解水」といった製品があります。環境性や取り扱いやすさから、幅広い現場で使用されています。炭化水素系洗浄剤
炭化水素系洗浄剤では、ENEOSの「NSクリーン」、昭和電工の「ソルファイン」、日本工作油の「NKクリーナー」、東ソーの「HCシリーズ」が挙げられます。金属加工後の油汚れなどを効率よく落とせる点が特徴です。グリコールエーテル系洗浄剤
次に、グリコールエーテル系洗浄剤としては、化研テックの「マイクロクリン」、クラレの「ファイントップ」、花王の「クリンスルー」、荒川化学工業の「パインアルファ」があります。溶解性や乾燥性の高さから精密分野でも重宝されています。フッ素系・HFE系・臭素系の洗浄剤
さらに、フッ素系・HFE系・臭素系の洗浄剤として、ソルベックスの「ソルブ55」、スリーエムジャパンの「ノベックHFE」、アルベマールの「アブゾール」などがあります。より高度な洗浄性能が必要とされる分野に対応しています。クリーンルームの製造にも日夜挑戦
エレクトロニクス産業では、半導体ウエハーや液晶ディスプレイ、マスクガラス、水晶といった、高度な精密性が求められる部品が多く使用されています。これらの製造工程においては、微細な汚れも製品性能に影響を与えるため、超精密洗浄が必要不可欠です。さらに、技術レベルが日々向上していることから、洗浄に対する要求もより高品質で高洗浄度のものへと変化しており、それに対応する装置の性能もますます高度化しています。こうしたニーズに応えるため、ジェイピーシーではハイグレードな製造用クリーンルームを備え、精密度の高い装置製造に取り組んでいます。同社のクリーンルームは、24m×13mの広さを持ち、クラス10000の清浄度を確保しているのが特徴です。また、オルガノ製の純水製造装置を設置しており、1時間あたり2,500リットルの供給能力を有しています。設備としてエアシャワーや搬入口も整備され、製造環境のクリーン度を高い水準で保ちながら、厳しい品質要求に応え続けています。